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1.子宮と卵巣の関係は?
2.子宮筋腫とは?
3.症状は?
4.原因は?
5.診断は?
6.治療は?
7.子宮筋腫の手術は?
8.子宮筋腫の薬物療法は?
9.当院に来院した方
1. 子宮と卵巣の関係は?(図1)

 子宮の役目は「胎児を守り育てること」で、伸縮性のある平滑筋という筋肉でできた袋のような臓器です。正常な子宮は鶏の卵とほぼ同じ大きさです。 その子宮の左右には親指ほどの卵巣が連結し、卵子を卵巣から子宮に運ぶ卵管が広がっています。子宮の内側を覆っている粘膜が子宮内膜で、毎月一定の周期に合わせて厚みを増し、受精卵の着床がないときにはがれ落ちて、生理という現象として膣から排出されます。 子宮と卵巣は共に、妊娠・出産に関わる大切な器官です。
 


2. 子宮筋腫とは?

 成人女性の4〜5人に1人の割合で発生すると言われています。子宮の筋肉の壁の中にできる筋肉の「こぶ」のことです。ごく小さな数mm位のものから10cm位のものまで、大きさも数もさまざまです。筋腫のできる場所によって、以下の3つのタイプに分けられます。(図2)

a. 筋層内筋腫
子宮筋層内に発生する。
b. 漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)
子宮表面近くに発生する。このうち、根元に茎があって腹腔内に突出して発生するものを、有茎漿膜下筋腫(ゆうけいしょうまくかきんしゅ)という。
c. 粘膜下筋腫
子宮内腔近くに発生する。このうち、根元に茎があって子宮腔内に垂れ下がるものを有茎粘膜下筋腫という。
 


3. 症状は?

  漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)や、筋層内筋腫の場合は、筋腫が小さい場合には症状が無い事もよくあります。妊娠、出産にも影響が無いこともあります。筋腫が大きくなるにつれ、月経量が多い 月経時に固まりが出るといった症状や、月経痛がひどくなるという症状が出ます。また 月経時以外の腹痛や腰痛の原因にもなります。筋腫が大きくなって直腸を圧迫すると便秘という症状、膀胱を圧迫すると頻尿といった症状がでます。妊娠中は、筋腫が小さくても、血行障害を起こして腹痛の原因となる事があります。有茎漿膜下筋腫(ゆうけいしょうまくかきんしゅ)は、まれに、突然腹腔内(ふっこうない)でねじれて、激しい痛みを伴うことがあります。
  粘膜下筋腫の場合は、筋腫が小さくても過多月経や、不正出血、大量出血などの症状が起きやすいといえます。有茎粘膜下筋腫は、陣痛様の痛みと出血を伴って、子宮から膣の方に筋腫が娩出される事があります。これを、筋腫分娩(きんしゅぶんべん)といいます。
4. 原因は?

  なぜ子宮筋腫ができるかについては、まだ分っていません。子宮筋腫は、若い女性にもみられますが、30歳から50歳の人に多く、だいたい5人に1人とも言われています。一般に卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が、筋腫を成長させる性質があります。閉経(へいけい)後は、卵巣からの女性ホルモンの分泌がなくなり、筋腫はかえって小さくなります。
5. 診断は?

  まず問診をして症状を詳しく聞きます。そして内診をして、子宮の大きさや、硬さ、疼痛(とんつう)部位、卵巣の脹れなどを診察します。さらに超音波検査を行って、筋腫の位置、大きさ、変性の有無などを確認します。治療方法を決めるのにさらに詳しい情報が必要な場合には、MRIをすることもあります。また、子宮癌を合併していないかどうか細胞診を行うこともあります。
6. 治療は?

  筋腫の大きさ、症状、年齢、妊娠の希望の有無などで治療方法を決定します。筋腫が小さくて症状がない場合は、定期的に診察して経過を見ることになります。しかし筋腫が大きい場合、あるいは、貧血や疼痛(とんつう)などの症状がひどい場合は、投薬や手術などの治療が必要になります。
  子宮筋腫の治療法としては、薬物で症状を改善する、あるいは、子宮を小さくする方法と、手術によって筋腫または、子宮を摘出する方法があります。
7. 子宮筋腫の手術は?(図3)

 骨粗しょう症と診断されたら、治療により骨量の減少を食い止め、骨量を増やし、骨折を防ぐことが大事です。
 更年期以降の女性では、女性ホルモンが低下しており、食事や運動だけでは骨量の回復が難しいことが多く、その場合は薬物療法が必要となります。骨粗しょう症の薬には、以下(図3)のものがあります。骨粗しょう症の治療では、生活習慣病のように、治療が長期間に渡ることがあります。治療中は効果をみるために、定期的に骨量を測定しましょう。
 


8. 子宮筋腫の薬物療法は?

  子宮筋腫の薬物療法には、筋腫そのものを小さくする目的で行うものと、筋腫による貧血や、疼痛(とんつう)などを改善するための造血剤や鎮痛剤、ホルモン剤、止血剤、漢方などがあります。
  子宮筋腫を小さくする目的に使う薬物(GnRHアナログ)は、卵巣からの女性ホルモン分泌を抑える働きがあり、一時的に更年期の状態にします。この薬の投与中は、更年期と同様月経が止まり子宮も小さくなります。効果がある場合は、子宮は半分ほどの大きさになります。出血が無くなり貧血が改善されます。更年期が近い患者さんでは、この治療方法を閉経まで繰り返して、手術を回避できることもあります。
  GnRHの副作用は、女性ホルモン分泌を抑え更年期にするため、更年期様の症状が( ほてり、発汗、冷え、頭痛、肩こりなど)が出ることがあります。長期間使用すると、骨量が下がることがあります。微量の女性ホルモン投与によって、副作用は、軽減できます。
9. 当院に来院された方

1. 50歳。出産以降特別症状がなかったため、婦人科の診察は受けていなかった。最近、下腹部が張る、下腹部が腫張してきたという理由で来院しました。臍上2cmまでの巨大筋腫を認め、他院を紹介し子宮全摘術を受けました。

2. 37歳。妊娠7週4日来院しました。赤ちゃんは、11mmで心拍を確認できました。子宮後壁に56×48mm大の子宮筋腫を認め、血液検査で貧血を認め、鉄剤を内服し、貧血は改善しました。その後、経過は順調で里帰り出産をしました。

3. 49歳。月経1週間前から、下腹部が張るという理由で来院しました。来院時、子宮筋腫のため子宮が腫大し、小児頭大の子宮(正常は、鶏の卵大)を認めました。52歳、子宮筋腫が以前より大きくなっているため, GnRHアナログ投与開始。投与6ヶ月後直径9cm大の筋腫が、直径5cm大と縮小、その後閉経となり、外来にて、定期的に診察しています。
 
 
子宮筋腫は、女性の身近な病気です。心配なときは、医師の診察を受けましょう。
 
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